サイバー攻撃の手法や標的は日々変化するため、多様化する脅威に対して幅広い対応が求められます。一方で高度化・巧妙化する脅威に対しては、セキュリティに対する深い専門知識が求められます。また、インフラ全体のセキュリティ対策を強化するために、一部分だけを深掘りし、最適解を求めるあまり他との連携ができず分断されたセキュリティ運用になったり、全体でBest of Breedを追求するあまり広範囲のセキュリティ運用に手が回らなくなるなど、結果としてバランスを崩したセキュリティ対策となることもあります。いま、理想のセキュリティ対策を実現するためには、広く深くセキュリティ運用のバランスを取ることが求められています。
業務における積極的なクラウド利用が進む中、継続的なセキュリティ強化が求められています。一方でセキュリティ強化策はクラウド上で数多くのサービスが提供されているため、どのように選ぶべきか、そしてどのようにセキュリティ運用を実現すれば良いかを悩まれる管理者も増えています。本セッションでは、クラウドにおけるセキュリティ強化策の具体例を交えながら、Microsoft Defender for Endpoint (EDR)製品を活用した、バランス良く”広く”と”深く”を両立させるセキュリティ運用の実現方法をご紹介します。